scpの使い方メモ

scpを使うとローカルファイルをサーバーにアップロードしたり、サーバーにあるファイルをダウンロードしたりできます。ということで、その使い方をメモしてみました。

使い方

scp [オプション] <送信元のファイル> <送信先のパス>

サンプル1

example.gzというファイルをxxx.xxx.xxx.xxxサーバー(実際にはサーバーのIPアドレスもしくはドメイン名)の/path/to/ディレクトリにアップロード
(ログイン名はscpを実行しているクライアントのユーザー名)

$ scp example.gz xxx.xxx.xxx.xxx:/path/to/

ログイン名を変更したい場合はxxx.xxx.xxx.xxxの前にusername@を追加します。

$ scp example.gz username@xxx.xxx.xxx.xxx:/path/to/

サーバー側のSSHがポート番号22以外で動作している場合は-pオプションでポート番号を指定することができます。

$ scp -p 1234 example.gz username@xxx.xxx.xxx.xxx:/path/to/

サンプル2

example.gzというファイルをxxx.xxx.xxx.xxxサーバーからダウンロード

$ scp xxx.xxx.xxx.xxx:/path/to/example.gz .

ポート番号を変更するなどのオプションはサンプル1と同様です。

サンプル3

ディレクトリを扱いたい場合は-rオプションが使えます。

$ scp -r directory xxx.xxx.xxx.xxx:/path/to/

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